円山応挙の襖絵特別公開をしている大乗寺へ行ってきました。
今回の公開を最後に、円山応挙とその一門の描かれた襖絵は保存を理由にすべて複製画に代えられるとのことでしたので･･ずっと前から行きたかった大乗寺へやっと行くことができました。
場所は兵庫県日本海側の香住･･アクセスはそれなりに不便な場所なのですが･･だからこそ、お寺の襖絵が現存という奇跡が起きたのでしょうね。応挙の時代から様々な災難を逃れてほとんどの襖絵が残っているというケースは非常に珍しいことなんだそうです。
ちょっとだけ、城崎温泉駅に寄り道‥
おしゃれなお店がたくさんできていましたが、風情はほとんど変わらない感じです。
一本裏道を入ると、誰もいない足湯場を発見。
電車の時間の都合で、手だけつけてみました。
アロマの手浴のように･･手だけでもじゅうぶん、気持ち良いです。笑。
城崎温泉駅から香住駅までは、在来線で･･。
今ではほとんど見なくなった扇風機が遠くまで来た感じにさせます。
香住駅から大乗寺までタクシーに乗ろうと思っていたのですが、この時期やっぱり混雑しているようで、たまたま似たような境遇の方と出会って、その方がレンタサイクルを見つけてくれました。なのでいっしょに私たちもちゃっかりレンタサイクルさせて頂きました。笑。この方と出会わなかったら、片道30分ほど歩いていくことになったと思います･･。本当に感謝～･･･。
自転車で10分ほど、とても平坦・楽ちんコースでした(良かった～･･･)
レンタサイクルのご主人が言われていた通り、大乗寺前は車で渋滞･･
自転車で本当に正解だったようです･･(本当に偶然の出会いに助けられました～･･･)
大乗寺に到着!
聖武天皇の時代745年に始まったらしく･･非常に歴史は古いそうで･･
今では見られないような細かい丁寧な作りに･･びっくりです。
この樹は樹齢何年ぐらいなんでしょう･･
入るのに少し並びましたが、丁寧な説明付きで案内してくださいます。
どの襖絵も見応えがあって･･本当にすばらしかったです･･。
展覧会でガラス越しに見ることはありますが、実際にお寺に襖として作品を楽しめるのは醍醐味がやはりありました･･。
今後、複製画に代わってしまってもまた見に行きたくなるような･･圧巻のお寺だと思います。
帰りは日没が車窓から見えました。
